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セレクト転載★アストロアーツ星空アナウンス Vol.152 (2009.08.21)

 投稿者:鹿角平天文台  投稿日:2009年 8月22日(土)10時19分41秒
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  7月22日の日食からは早くも1か月が経過しました。
8月上旬までは全国的に悪天候が続いていましたが、今週に入って夏ら
しい天気が増えてきたように感じられます。しかし風物詩のペルセウス
座流星群が過ぎ去り、夏休みも終わりに近い感があります。

・投稿画像ギャラリー:2009年7月22日 中国・トカラ皆既日食
  http://www.astroarts.jp/photo-gallery/gallery.pl/special/14/
・投稿画像ギャラリー:2009年 ペルセウス座流星群
  http://www.astroarts.jp/photo-gallery/gallery.pl/special/15/

とはいえ、星空の主役はまだまだ夏の星空です。頭上では夏の大三角
が輝き、空の暗いところでは南北に流れる天の川をたどることができ
るでしょう。
東の空を見ると、例年なら秋の暗い星ばかりで寂しさを感じてしまう
ところですが、今年はマイナス3等近い木星の輝きが、それを忘れさ
せてくれます。夏休み終盤の夜空では一番の目玉です。

・特集:2009年 夏の星空三昧
  http://www.astroarts.co.jp/special/2009summer/index-j.shtml
・特集:木星とガリレオ衛星
  http://www.astroarts.co.jp/special/2009jupiter/
・投稿画像ギャラリー:2009年 木星
  http://www.astroarts.jp/photo-gallery/gallery.pl/special/6/

星が密集する天の川中心付近は、数多くの新星が出現する場所です。
世界時8月6日に福岡県の西山浩一さんと佐賀県の椛島冨士夫さんが
いて座に新星を発見し、16日には超新星捜索で活躍している山形県の
板垣公一さんが、へびつかい座に新星を見つけました。へびつかい座
の新星には高校生がただちに望遠鏡を向けて分光観測に成功したこと
も話題になりました。

・天文ニュース:
  いて座に今年3個目の新星が出現、西山さん椛島さんが発見
  http://www.astroarts.co.jp/news/2009/08/10nova_sgr/index-j.shtml
  へびつかい座の新星を高校生が即時分光観測
  http://www.astroarts.co.jp/news/2009/08/18nova_oph/index-j.shtml

世界天文年2009がまだ続いていることも忘れるわけにはいきません。
天文学、とりわけガリレオにちなんだイベントや講演会が各地で開催
されているので、夏休みのうちに足を運んでみてはいかがでしょうか。
8月29日には、東京都日野市の明星大学でガリレオやニュートンらの
初版本を観覧することもできる講演会が実施されます。

・ガリレオ・ガリレイ稀覯本の観覧と日江井榮二郎先生講演会
  http://toptour.jp/special/galileo2009/koenkai.html

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■最新の天文ニュースやトピックスはアストロアーツのWebサイトで!
 ギャラリー、読み物、イベント案内、製品情報など話題満載です。
http://www.astroarts.co.jp/


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★星空カレンダー(8月22日〜9月5日、★マークは解説付き)
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8月下旬   明け方、ふたご座の散開星団M35に火星が接近(29日最接近)

8月22日(土)夕方、細い月と水星が接近
8月23日(日)処暑(太陽黄経150度)
8月24日(月)宵のころ、月とスピカが接近
8月25日(火)水星が東方最大離角(★)
8月26日(水)伝統的七夕/明け方、金星と小惑星ベスタが大接近
8月27日(木)上弦/宵のころ、月とアンタレスが並ぶ

9月2日(水)明け方、金星とプレセペ星団が大接近(★)
       翌3日の未明にかけて月と木星が接近
9月4日(金)土星の環が見えなくなる(★)
9月5日(土)○満月

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●8月25日 水星が東方最大離角
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8月の水星は夕方の西の空に見えていて、25日には太陽からもっとも離
れて東方最大離角となります。ただ、この時期は夕方の黄道の傾きが一
年でもっとも小さいため、最大離角とはいっても高度はあまり高くなり
ません。西の低空が開けた場所で観測しましょう。22日には月齢2の細
い月と接近するので、双眼鏡で楽しみたいところです。
http://www.astroarts.co.jp/alacarte/2009/200908/0825/

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●9月2日 明け方、金星とプレセペ星団が大接近
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明け方の東の空には冬の1等星や火星、それに明けの明星・金星が輝い
てとてもにぎやかです。その金星が2日にかに座のプレセペ星団(M44)
に接近。双眼鏡で観測すると、かに座の甲羅の部分がすっぽりと視野に
収まって、星団の暗い星々も見えて美しい眺めになります。
http://www.astroarts.co.jp/alacarte/2009/200909/0902/

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●9月4日 土星の環が見えなくなる
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土星の環は、幅は大きくても厚みがごくわずかなので、太陽や地球との
位置関係次第では見えません。8月11日には太陽の光が環の真横から当
たったので見えなくなりましたが、9月4日には地球から見て土星がち
ょうど真横を向くので環が消えたかのようになります。残念ながらこの
時期は土星が太陽に近いため観測は困難です。明け方の東の空に見え始
める10月中旬に、環がとても細い土星を観測してみましょう。
http://www.astroarts.co.jp/alacarte/2009/200909/0904/
http://www.astroarts.co.jp/special/2009saturn/index-j.shtml

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●惑星、主な彗星
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・水:夕方 0.4等/近くに土星/22日 細い月と接近/
   25日 東方最大離角/9月は太陽に近く見えない
・金:明け方 -4.0等/26日 小惑星ベスタと大接近/
   2日、プレセペ星団と大接近
・火:未明〜明け方 1.0等/8月下旬 ふたご座のM35に大接近
・木:一晩中 -2.8等/近くに海王星/2〜3日 月と接近
・土:太陽に近く見えない/4日 環が見えなくなる
・天:一晩中 5.7等
・海:一晩中 7.8等/近くに木星
・彗:22P コプフ(一晩中 10等)
   88P ハウエル(8月中の夕方 11〜10等)
   2006 W3 クリステンセン(一晩中 8等/
    8月下旬 あれい星雲と接近/9月 アルタイルと接近)
   2008 Q3 ガラッド
   (8月中の夕方 10等/26日 小惑星ケレスと大接近)
(惑星の等級は30日の値/彗星の等級は期間中の推移)

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■より詳しくは、アストロアーツ「星空ガイド」で!
http://www.astroarts.co.jp/alacarte/
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ミ★編集人のつぶやき★彡
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どうせなら自分が見た天文現象についてつぶやきたいのですが、日食は
上海まででかけて豪雨、ペルセウス座流星群もベタ雲り。仮にも星空に
ついて解説する人間が、雨男体質っていうのはどうなんでしょう。
「星空ナビ」は外がどんな悪天候でも使えるので、解説の時には本当に
重宝します。天体事典は読むだけでも楽しいですね。できれば晴れた夜
空の下で使っていただきたいですが……(S)

___________ Copyright 2009 AstroArts Inc. All rights reserved. /

http://kanotuno.at.webry.info/

 
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