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[ストーリー]田植え

 投稿者:匿名  投稿日:2018年 8月11日(土)06時19分48秒
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  ※フィクションです。
※個人的な妄想です。

小学5年生のAは長靴・ブーツフェチである。

4月になって今の担任の美穂先生がロングブーツを履かなくなって、退屈していた。
3月までロングブーツを履いて出勤していたので少し期待していたのに。
新任2年目の美穂先生は優しいけれども、ロングブーツを履いてくれること以外はあまり興味がなかった。
「何か面白いことないかなあ。」

5月になって田植えの体験をするので長靴を持ってきてくださいと言われた。
「えっ、そう言われても・・・。」
Aの家庭は貧乏だったので、買ってもらえたのは、ホームセンターの安物の長靴。
いくら長靴好きでも、ただの黒長靴では、楽しさは帳消しだ。

田植えの当日、Aはあまり気持ちが浮かぬまま登校した。

しかし、1時間目に田んぼに集合するとき、思いもよらぬものが目に入った。
担任の美穂先生が HUNTER の水色の長靴を履いていた。
しかも、新任1年目で副担任の穂乃香先生は HUNTER のピンクの長靴だ。
(美穂先生も穂乃香先生も長靴好きだったんだ。)

説明は美穂先生がしてくれる。
田植えまでの復習をした後、田植えの説明に入る。
「実際に植えるのをみてください。」
と美穂先生が言った。

Aはドキドキしていた。

美穂先生は左足を田んぼに入れた。
チャプンと音がして水色の HUNTER は半分くらい埋まった。
右足の足も同じ深さまで埋まった。
田んぼはぬかるんでいて、美穂先生の HUNTER はすぐに泥だらけになった。
しかし、美穂先生はスイスイと歩いていた。

説明はあっという間に終わったように感じた。

これから実際に田植えをするのだが、説明をほとんど理解せずに A は田んぼに入っていた。
足が抜けない。
安物の長靴だったため、足にフィットしていなかった。
あまりにも挙動がおかしかったのか、写真撮影をしていた穂乃香先生が寄ってきた。
「Aくん、大丈夫?」
「足が抜けません。」
負けず嫌いの A だが、今日はすぐに助けてオーラを出した。
穂乃香先生は、
「しょうがないね。」
と言ってくれた。
A は穂乃香先生の ピンクの HUNTER をじっと見つめた。

穂乃香先生は右足を田んぼに入れて、ピンクの HUNTER は3分の2くらい沈んだ。
左足も同じくらいの深さまで埋まった。
次に右足の抜くときは抜きにくそうだったが、グチュと音がして抜けた。
穂乃香先生は A の長靴を抜いてくれ、田んぼから上がった。
穂乃香先生が泥だらけの HUNTER を履いた姿を間近で見ることができた。
「また何かあったら言ってね。」
穂乃香先生は写真撮影を続けた。

田んぼの中での記念撮影では A は美穂先生のとなりに移動した。
泥だらけの HUNTER を履いた穂乃香先生が
「ハイチーズ」
と写真を撮ってくれた。

その写真は後日ホームページに載ったが、Aはその写真をすぐに保存した。
A は草取り、 稲刈り体験が楽しみになり、美穂先生や穂乃香先生にも積極的に話しかけるようになった。
 
 
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